家の軒下に蜂の巣ができ始めて数ヵ月。
ミツバチよりも大きな、黄色と黒の蜂がせっせと働いています。
「え?スズメバチ?」と思いましたが、調べてみると、巣の形からアシナガバチとわかりました。
和室の外で、すぐ下に洗濯ものを干したりする場所です。
でも、アシナガバチはスズメバチのように獰猛ではないらしいです。
そして、何よりも、アシナガバチの働きバチの寿命はたった数ヵ月、女王バチも1年程度。
そんな生き物の命を、攻撃もされていないのに絶ってしまうのは心が痛み、そっと見守ることにしました。
ところが、先日の大雨から異変が起こりました。
蜂の子が何匹も巣の下に放り出されていたのです。
一匹であれば、誤って落としてしまった可能性がありますが、死んでいるのが3匹、まだ生きて動いているのが一匹。
何があったんだろう?
ネットで検索してみると、食料が足りない場合に、こういったことが起こるとのこと。
雨が続いたので、餌をとることができなかったのかも。
しかし、その翌日、さらにショッキングな出来事がありました。
朝、庭の手入れをしていた夫が寝室に戻ってきて、
「なんだか大きなスズメバチのような蜂が、蜂の巣を襲撃しているみたいだよ」と。
急いで玄関から外に出て、庭に回ると・・・
確かに、黒と黄色がひときわはっきりした大ぶりの蜂が、アシナガバチの巣の上にいました。
アシナガバチたちは巣にはおらず、数匹の蜂が遠巻きにするように巣の周りを飛んでいます。
スズメバチによる襲撃!
写真に残しておきたかったのですが、なんだかスズメバチににらまれているようなきがしてw
チキンな私は写真が撮れませんでした。
きになって時々蜂の巣を除くと、スズメバチが上に載っているか、スズメバチはおらず、アシナガバチが1、2匹巣の上を這いまわっているかでした。
そして・・・数日後、アシナガバチの巣は放置されてしまったようです。
調べてみると、こういったスズメバチによるアシナガバチの巣の襲撃って珍しくないみたいです。
襲撃された巣は捨てられ、女王バチが生きてれば、また別の場所で巣を作って、出直んですって。
しかし、自然はシビアだなぁ・・・なんだか少し寂しい気持ちになった私でした。