私はフィギュアスケートを観るのが好きでシーズンが始まるとほとんどの試合をチェックしてる。
きっかけは１５歳だった浅田真央ちゃんがシニアに上がって一気に世界一になった時の試合を見てから。キラキラしてて妖精のようにクルクル回ってニコニコしてる真央ちゃんをすぐに好きになった。それから１２年、真央ちゃんも引退して女子フィギュアはトリプルアクセルに挑戦する子が少なくなって似たり寄ったりの演技で見るのがつまらなくなってしまってた。
でも、今シーズンからようやくトリプルアクセルに挑戦する日本女子選手が出てきてすごく嬉しくなった。その紀平梨花ちゃんはジュニア時代もトリプルアクセルを成功してきたけどここぞという大会では調子が良くなくてジュニアの世界タイトルは取れなかった。シニアに上がってもどうなんだろう？と期待半分不安半分だったけど、一気に殻を破って世界のトップに入って来てくれた。やっぱり無難なジャンプより大技に挑戦して成功した演技っていうのは見ている方もワクワクする。
フィギュアは芸術性も重視されるけれどやっぱり本質はスポーツ。まだ１６歳の女の子がトリプルアクセルに果敢に挑んでいく姿はカッコいいし、決まるか決まらないかという演技を見るのが楽しみになっていて久しぶりのワクワク感があるんだ。
